デッサン教室もどき、、、を始めました。

私が芸大を卒業している、ということが、何かの拍子にバレたりすると、かならず「絵はもう描かないんですか?」 と尋ねて下さ います。芸大とはいっても、全員がなにかの絵画を描くと は限らず、私も日本画を少し勉強したあとは、おもに写真(白黒)の作品を制作していたので、絵は描きませんでした。

柿ハウスのお客様は、多彩なご趣味や没頭対象をおもちの方が多く、絵画教室に通っておられる方もたくさんいらっしゃいます。そんな中のおひとりが、「絵画 教室ではデッサンに力を入れて勉強する時間がない。デッサンだけ、 もっとやってみたいのに。ここで、教えてくださったらいいのに。。。」とおっしゃっていました。

でも、もともと、私は指導する側の役割には興味がない人間で、「は〜っ。。。 まぁ、私が何か教室を始めたら、柿ハウスもいよいよ経営難で倒れる寸前。最 後の手段でジタバタしていると 思ってください」なんてお答えして、自分のこととは思えず笑っていました。

そんな中、先ごろ、2月にCAKIツアーで訪れた琵琶湖畔のヨシ刈りイベントの際、思いがけず「葦ペン」でスケッチをする機会がありました。たくさんの 人に混じって、30分ほどでしたが真剣に蕪を見ながら描いていると、見物人に「まぁ! 上手ね〜」と言われたり。わおっ!褒められたっ! (「でも、これ でもいちおう芸大卒なんだけどな。。。」)と、内心思いながら、自分でも意外に、スケッチすることがおもしろく感じ、楽しい時間を過し ました。

そういう経験のあと、また、先月、くだんのお客様が「デッサンの通信教育パンフレットを取り寄せたりしているけど、やっぱりピンと来ない。ね、ね、ここで やらないの??」と、おっしゃる。再度の打診に、ちょっと気持ちが動きました。まぁ、もちろん、デッサンといっても、ピンからキリまであります。ため息が 出て、額装して飾りたくなるもの。そういう素晴らしいものもありますが、とりあえずは、ガラスがガラスに見え、植物が植物であると判るように描くこと。そ して、形が正確にとれること。そういう練習の会なら、私にもできるかなと思います。とりあえず、それができないと、芸大には入れないことになっていま す。

というわけで、そのようなことを始めてみますので、ご興味がおありの方は是非いらしてください。一回きりでもまったくかまいません。私も、もし手があいて いれば、一緒に描いてみようかなと思います。今なら、楽しくできそうです(浪人時代はそんな余裕はない!)。和室で行うため、真夏はたいへん(冷房もない し)ですから、気候のよいあいだのみ、第一期として設けました。また、喫茶店としては営業中のため、つきっ きりではなく、随時、作業があることはご理解ください。よろしくお願いいたします。

2007年 5月8日 柿ハウス

追記

下記のチラシでは7月の中旬までになっておりますが、「真夏でも、がんば る!」というお客様ばかりで、続けさせていただくことになりました。デッサンは初めての方ばかりですが、鉛筆の濃淡のみで絵を仕上げていくことのおもしろ さを感じて下さっているようです。火曜日と水曜日の14時半〜16時半にゆる〜くやっておりますので、ご興味をおもちの方はご参加下さい。

2007年 8月8日 柿ハウス